支持療法・緩和治療研究ポリシーについて
J-SUPPORTディレクター・全田貞幹を研究開発代表とする研究グループは、支持・緩和領域の臨床研究および新規治療開発の推進に欠かせない「支持療法・緩和治療領域研究ポリシー」を作成しています。“総論”と“各論”で構成され、総論で述べられている研究方法論をもとに、各論では「各領域・テーマにした研究を行う場合どのように進めていけばよいか」という具体的な研究者の悩みに応える形で作成されています。
J-SUPPORTでは「支持療法・緩和治療研究ポリシー」の作成に協力しています。今後は、このポリシーに則った質の高い臨床研究を支持療法・緩和治療領域で推進していきます。
詳細は国立がん研究センター中央病院ホームページの支持・緩和医療開発部門の掲載ページをご覧ください。[リンクは外部サイトへ移動します]
支持療法・緩和治療研究ポリシーの公開
これまでに“総論”と5つの“各論”が作成され公開されています。
●支持療法・緩和治療領域研究ポリシー(各論)
・支持/緩和治療領域研究における研究者主導二重盲検比較試験を実施する際のプラセボ薬剤の設定に関する考え方 [pdf]
・呼吸困難 Dyspnea/Breathlessness [pdf]
・粘膜炎(口腔粘膜炎)[pdf]
・化学療法誘発性悪心・嘔吐(CINV:CHEMOTHERAPY INDUCED NAUSEA AND VOMITING) [pdf]
・電磁的方法によるインフォームド・コンセント運用に関する手引き [pdf]
ポリシーの英訳論文について
支持療法・緩和治療のグローバルコンセンサスをめざし、英文化と学術雑誌への投稿をすすめています。[リンクは外部サイトへ移動します]
支持療法・緩和治療領域研究ポリシー(総論)
タイトル:Establishment of a research policy for supportive and palliative care in Japan. (Japanese Journal of Clinical Oncology誌 2021年2月10日付掲載)
支持療法・緩和治療領域研究ポリシー(各論):呼吸困難 Dyspnea/Breathlessness
タイトル:Research policy in supportive care and palliative care for cancer dyspnea. (Japanese Journal of Clinical Oncology誌 2021年12月11日付掲載)
■本論文が “2023 JJCO Paper of the Year” に選出・表彰されました。詳しくはコチラをご覧ください。
支持療法・緩和治療領域研究ポリシー(各論):粘膜炎(口腔粘膜炎)
タイトル:J-SUPPORT research policy for oral mucositis associated with cancer treatment. (Cancer Medcine誌 2022年6月12日付掲載)
「支持緩和領域の研究を始めるあなたへ」 冊子配布について
これまでに公開した「支持療法・緩和治療領域研究ポリシー」のうち、総論および各論:呼吸困難/粘膜炎/CINVの4領域が冊子「支持緩和領域の研究を始めるあなたへ」として発行されました。
ご希望の方に無料配布を行っています。
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※予定数量に達し次第終了となります。あらかじめご了承ください。