支持/緩和治療領域研究のポリシーを作成しています

J-SUPPORTでは支持/緩和治療領域の臨床研究に関してのポリシー作成プロジェクトを2016年11月より進めておりましたところ、このたび「支持/緩和治療領域研究の方法論確立に関する研究」として平成29年度「革新的がん医療実用化研究事業」(2次公募)に採択されました。
私たちは以前より支持緩和治療領域は従来の臨床研究とは違うルールで運用していくことが必要と感じておりました。
支持/緩和治療領域は個別の臨床試験を推進していくより前にまず「臨床研究ALL JAPAN体制」を整えていく必要があり、支持/緩和治療研究ポリシーにおいてルールのないところにルールを作って(取り締まるのではなく)それに沿ってやっていけば大丈夫といった道しるべを示すことが大事だと考えています。
具体的に、本研究班では、支持/緩和治療領域の臨床研究に関してのポリシーの作成と運用、さらに、プラセボを用いた臨床試験や患者報告アウトカム (PRO) など、同領域の臨床試験でクリティカルとなるいくつかのトピックに関して議論を行いその運用方針を議論し、こららの成果は本HP等で適宜公表指定いく予定です。
本邦における支持/緩和治療領域の臨床研究の推進に向けて、皆様のご尽力をいただきたく、ご協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。