支持緩和研究ポリシーに「電磁的方法によるインフォームド・コンセント運用に関する手引き」を追加しました

「支持療法・緩和治療領域研究ポリシー(各論):電磁的方法によるインフォームド・コンセント運用に関する手引き」

 「マルチステークホルダーを擁する支持療法・緩和治療領域における研究手法の標準化に関する研究」のプロジェクトのひとつとして、「電磁的方法によるインフォームド・コンセント運用に関する手引き」を作成、2024年6月30日にVer1.0が完成・公開しました。

 

 臨床研究において電磁的方法によるインフォームド・コンセント(e-consent)を採用する際の研究者側の具体的な手法について言及した手引書です。現在、e-consentは臨床研究のルール上、認められているものの、実際には有効に活用されている状況とまでは言えません。今後、支持療法・緩和治療領域の研究が進むにつれe-consentの必要性は増してくると考えられますので、この手引書が未来の臨床研究推進の手助けになることが期待されます。

 

 

【ご利用上の注意

この手引きはサバイバーシップ研究等を想定して作成されています。厚生労働科学研究に関する各種倫理指針に加え、「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律(e-文書法)」も参照する必要のある研究は対象外です。

 

研究費名:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)

研究事業名:革新的がん医療実用化研究事業

研究課題名:マルチステークホルダーを擁する支持療法・緩和治療領域における研究手法の標準化に関する研究
研究代表者名:全田貞幹、研究開発協力者:明智龍男ほか

 

■本手引き以外の支持緩和研究ポリシーについてはコチラをご覧ください。

 

添付ファイル