第6回 Scientific Advisory Meetingのご報告
2017年8月25日(金)にプロトコール審査委員会が開催され、第6回 Scientific Advisory Meeting、承認研究の進捗報告会、京都大学医学研究科の古川壽亮教授による特別講演が行われました。
新たに承認研究が追加される予定ですので、別途ご報告いたします。
*以下、全田貞幹プロトコール審査委員長よりコメントです。*
皆さま こんにちは。J-SUPPORT 領域IIa(支持療法)リーダーの全田です。
2017年8月25日(金)にJ-SUPPORTでの一番大きな会議
Scientific Advisory Meeting(SAM)が行われました。
新規3課題、および進捗報告5課題と内容のぎっしり詰まった会議でした。
いずれの試験でも研究責任者(PI)の熱心さがすばらしく、多くの困難があるなか研究協力者の方々とスクラムを組んで乗り越えていってる姿が印象的でした。
すべての臨床試験で共通した課題として多科、多職種での情報伝達が挙がっていました。
支持/緩和領域では関係している複数の部署に「同意取得」「プロトコール治療開始」「SAE発生」などのイベントを速やかに伝達しなければならず、通常の臨床研究より見えない部分での苦労が多くなってきます。
インフラを整備すれば というのが模範解答ですが、実際にはいかに研究責任者(施設責任者)がこまめに各部署への連携を取り走り回るかというのが大事になってきます。
そこにはやはり研究者の熱意と信念が必要で机上の空論ではうまくいきません。
前回までと違って今回は実際に始まった試験での課題を話し合うというテーマが出てきました。
J-SUPPORTも日々成長しています。