ISPORタスクフォース報告書の日本語訳が、PRO評価関連 特設ページにて一般公開されました。
J-SUPPORT 支持療法・緩和治療グループ チーフディレクター 全田貞幹が研究開発代表者を務める「支持/緩和治療領域臨床試験に関する各分野における方法論確立に関する研究」研究班では、日本医療研究開発機構(AMED)革新的がん医療実用化研究事業の支援のもと、支持療法・緩和治療領域研究ポリシーを作成しております。
このほど、支持療法・緩和治療領域研究ポリシー開発の一環として、臨床アウトカム評価(Clinical Outcome Assessments: COA)ワーキンググループが翻訳を行った、「ISPORタスクフォース報告書 臨床アウトカム評価:概念的基盤―ISPOR臨床アウトカム評価報告書アウトカム研究のための新たな実施基準タスクフォース」が、『薬理と治療(JPT)』出版社の、患者報告アウトカム(Patient-Reported Outcome:PRO)評価関連 特設ページにて一般公開されました。
ライフサイエンス出版㈱ 患者報告アウトカム(Patient-Reported Outcome:PRO)評価関連 特設ページ
https://www.lifescience.co.jp/pro/index.html (新しいウィンドウが開きます)
臨床アウトカム評価:概念的基盤 ―ISPOR臨床アウトカム評価報告書― アウトカム研究のための新たな実施基準タスクフォース
https://www.lifescience.co.jp/pro/pro_pdf/PDF9.pdf(新しいウィンドウが開きます)
訳: 東北大学 山口 拓洋ほか
(薬理と治療 2021; 49(12): 2007-26.)
Walton MK, Powers JH 3rd, Hobart J, Patrick D, Marquis P, Vamvakas S, Isaac M, Molsen E, Cano S, Burke LB; International Society for Pharmacoeconomics and Outcomes Research Task Force for Clinical Outcomes Assessment.
Clinical Outcome Assessments: Conceptual Foundation-Report of the ISPOR Clinical Outcomes Assessment - Emerging Good Practices for Outcomes Research Task Force. Value Health. 2015 Sep;18(6):741-52. doi: 10.1016/j.jval.2015.08.006.
支持療法・緩和治療領域研究ポリシーのダウンロード、および詳細については国立がん研究センター中央病院支持療法開発センターのページをご覧ください。
J-SUPPORTでは、これまでに公開された「支持療法・緩和治療領域研究ポリシー」の総論と各領域別の各論とあわせ、これらのポリシーに則った質の高い臨床研究を推進していきます。