翻訳書『実装科学における質的手法』が公開されました
J-SUPPORT代表・内富庸介が代表世話人を務めておりますD&I科学研究会(保健医療福祉における普及と実装科学研究会:RADISH)による翻訳書、『実装科学における質的手法』が発行、公開されました。
本書は、NCIの実装科学チームが招集した、実装科学、質的研究の専門家により執筆されたレポート“Qualitative Methods in Implementation Science”を翻訳したものです。下記の点について興味がある研究者を主な対象とした書籍となります。
- 実装研究で、どのように質的手法を有効活用し、結果を導くことができるか。
- 従来の質的研究法の概要を示しつつ、実装科学の分野では、どの様な目的や背景で質的手法が活用されているのか。
- 実装科学の研究者が、研究の一部として質的手法を取り入れる際、どの様なことに配慮すべきか。
内容は、質的研究や実装科学の初学者にはやや難しいものとなっています。RADISHホームページにて紹介されている資料や引用文献も参照しながら学びを深めることをおすすめします。
本書はRADISH ホームページから無料でダウンロード可能です。ぜひご覧ください。
RADISH ホームページ[外部サイトに移動します]:『実装科学における質的手法』
【文献名】
河野文子・島津太一(監訳)、中山健夫・内富庸介(監修)『実装科学における質的手法』、保健医療福祉における普及と実装科学研究会、2022 [ISBN: 978-4-9911886-2-6]